「チャボ」一家の生活記録

一家の行動

7月26日 今日、初めてヒナが飛んだ。今までなら翼をバタバタさせても、ジャンプ程度だっが、その飛距離3メートル位、高さ30センチ位だった。しかし、着地は失敗。転んでいた。

また最近尾が生えてきたので、親と同じように尾をプルプル!と振る素振りを見せる。

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以前は体長5センチ位だったヒナは、10センチ位になった。羽毛も生えてきて、尾も1センチ位になった。

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顔つきも変わってきた。今まで目は真っ黒だったが、親鳥のように目の内側と外側が分かるようになってきた。雄はトサカが1ミリ位生えてきた。

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7月28日 ヒナはもう完全に飛べるようになり、頻繁に飛び回っている。

朝、親子で砂の上に座って、砂浴びをしていた。ヒナはただ座っているだけでなく、ちゃんと砂を飛ばせるようになっていた。

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すぐ親鳥からはぐれてしまうヒナがいる。皆でエサを食べているとき、皆が食べる場所を変えても気付かずにいつまでもその場にいたり、食べるのに夢中になって皆のいない方へ食べ進んで行ってしまったりする。

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7月30日 夕方、また親子で鳥小屋の方に帰って行った。初めて4羽が止り木に止まれたが、残りの3羽は下で「ピーョ!、ピーョ!」と叫んでいた。

その3羽を止り木に乗せてやったら静かになった。しかし10分くらいすると、またヒナの鳴き声が騒がしい。見てみたら、自力で乗れなかったヒナが下に落ちていた。

仕方なく全員、巣の方へ移した。すると、雌鳥はヒナをお腹に入れたが、2・3羽あふれていた。

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親鳥と一緒に砂浴びが出来るようになったヒナ

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雄鳥の上に乗っかって遊んでいるヒナ

8月2日 夕方、皆鳥小屋に入っていた。鳥小屋では全員止り木に止まることが出来ていた。今日が鳥小屋での初めての夜だ。

皆で止り木に止まっていても、相変わらずヒナは雌鳥の翼の下や腹の下に入って寝ていた。ヒナは雄鳥にもなつき、雄鳥も自分が親であると自覚してヒナに関心を持ってきたのか、ヒナを翼の下や背中の上に乗せて寝ていた。

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親に甘えて、すぐ背中に乗りたがるヒナ

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下から首を出しているヒナ

8月4日ヒナはもう完全に止り木に止まれるようになり、昼間でも頻繁に止まるようになった。

また、ヒナには羽毛が首筋と背中に生えてきた。尾はもう4〜5ミリになった。

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8月11日 ヒナのトサカが3ミリ位に伸びた。また、今まで黄色だったトサカが、オレンジ色になってきた。

8月12日 先日1羽のヒナを奪った三毛猫が、頻繁に我が家のチャボを狙うようになった。昼頃、いつも親からはぐれているヒナを、またもや奪われてしまった。ヒナは家の中まで逃げ込んだが、猫も追いかけてきて奪っていった。

その時、親鳥は何も反応しなかった。はぐれていたヒナだったので、奪われたのに気づかなかったのかもしれない。

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