「チャボ」一家の生活記録

観察の動機・目的

中学校理科研究作品 - 生態観察研究

松坂 有二

「チャボ」一家の生活記録 (1983年)
第30回 仙台市児童生徒理科作品展 仙台市長賞
第27回 日本学生科学賞 最優秀賞、仙台市長賞、三菱電機賞
「チャボ」一家の生活記録〜その後のチャボ一家 (1984年)
第31回仙台市児童生徒理科作品展 仙台市長賞
第28回日本学生科学賞 優秀賞、仙台市長賞、宮城テレビ社長賞

観察の動機

3月に知人の家から4才のチャボを貰って来た。しかしそのチャボは、ヒヨコの時からペットとして飼われ、人間の遊び相手として可愛がられすぎていた。自分で遊ぶことを知らず、小さな鳥小屋でじっとしている。また地面に生えている草を食べることも知らず、エサ箱のエサを食べることしか出来なかった。その反面、人間に遊んでもらうことは大好きだ。

そのチャボは見ていて悲しくなってくるほど“動物らしさ”というものを失っていた。そして僕はどうにか動物らしさを取り戻してやりたいと思い、色々な方法を考えて訓練していった。そして鳥本来の性質を取り戻すにはどうしたらよいか?ということを考えてこの観察を始めた。

(この観察記録は僕の日記を基にしてまとめたものです)

観察の目的

そんな普段見られない点を詳しく知りたいと思ったので、観察して記録をすることにした。

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