松坂 有二
3月に知人の家から4才のチャボを貰って来た。しかしそのチャボは、ヒヨコの時からペットとして飼われ、人間の遊び相手として可愛がられすぎていた。自分で遊ぶことを知らず、小さな鳥小屋でじっとしている。また地面に生えている草を食べることも知らず、エサ箱のエサを食べることしか出来なかった。その反面、人間に遊んでもらうことは大好きだ。
そのチャボは見ていて悲しくなってくるほど“動物らしさ”というものを失っていた。そして僕はどうにか動物らしさを取り戻してやりたいと思い、色々な方法を考えて訓練していった。そして鳥本来の性質を取り戻すにはどうしたらよいか?ということを考えてこの観察を始めた。
(この観察記録は僕の日記を基にしてまとめたものです)
そんな普段見られない点を詳しく知りたいと思ったので、観察して記録をすることにした。
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