「チャボ」一家の生活記録

雌鳥を貰う・雌鳥と雄鳥の性質

雌鳥を貰ってくる

こんな状態ではダメなので4月、父が会社の人から雌のチャボを貰ってきた。その雌鳥は集団の中で育ち、1回に10羽のヒナをかえした経験がある。

雌鳥を雄鳥と一緒の鳥小屋に入れると、雄鳥は飛びかかり、突っついたり、食いついたりして、雌鳥をものすごい勢いで攻撃した。
だが、雌鳥は何も手出しをせず、やられっぱなしだった。殺されそうだったので鳥小屋から出そうとしたが、30分程すると収まり、その後はそのような状態は見られなかった。

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雌鳥の性質

雄鳥より気が穏やかで雄鳥にイジメられても、やり返したりはしない。ただ「ピー」「ピー」とすごい声で鳴く。

しかし、ネコなど危険なものが来ると、ものすごい勢いで飛びかかっていき、身を守る。そして戦いながら人間に「コッコッ、コケー、コッコ…」という警戒の声で知らせる。

雌鳥の異常を知らせる声を聞いて、雄鳥はすごい勢いで駆けつけるが、雌鳥と一緒に鳴くだけで、手出しは出来ない。

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雄鳥の性質・5

いつも雌鳥の前では虚勢を張って雌鳥をイジメるくせに、外敵が来ると端っこに逃げてしまって、雌鳥が戦っているのを見ている。

また、雄鳥の雌鳥に対するイジメ方は、始め片方の羽を地面にこすりつけてバサバサバサ… とやって雌鳥の周りを廻り、しばらくそれを続けると今度は雌鳥の上に乗っかり上から首や背中に食いついて引っ張る。

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雄鳥の性質・6

雄鳥はやきもち焼きで、雌鳥だけを抱いたり、雌鳥だけに話しかけながら撫でたりすると、雄鳥が人間の足元をぐるぐる廻っている。雌鳥を放してやると、途端に雌鳥をすごい勢いでイジメる。

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