ヒナを抱いて親から放すと、最初は何かしゃべっているみたいに「ピヨピヨ」と鳴いているが、しばらくすると首をニョキッと伸ばして目をキョロキョロさせて、大きな声で「ピーョ!、ピーョ!」と鳴きはじめる。
親の姿が見えると静かになって、また「ピヨピヨ」「ピヨピヨ」と鳴く。
雄鳥も雌鳥もヒナも共通の性質を持っている。
皆ウンコをするとき必ず、少し翼を開き、足を広げて、お尻をピッと下げて出す。
1羽がエサを見つけると「クォッ、クォッ、クォッ」と鳴いて皆を呼ぶ、するとどこにいた鳥でも一斉に集まる。
この頃は、何をするにも一家で行動するようになった。以前のように雄鳥を抱き上げると、雄鳥はいやがる。放してやるとものすごい勢いで雌鳥や子供ところへ駆け戻る。
また、一家は頻繁に庭のミニトマト畑に行くようになった。
実が赤くなって、もう食べられるな…と思い、もぎ穫ってみると裏側半分がなくなっていることがある。よほどミニトマトが気に入ったらしい。
皆がトマト畑で遊んでいる。
トサカの大きい方が(上)雄、
トサカの生えてない方(下)が雌
腹や羽に入りきらず、はみ出している子供
この頃、子供たちは平地で遊ぶだけでなく、木の枝などに止まって遊ぶようにもなった。時々全員が同じ木に止まる時もあるが、それを見ているとまるで木に鳥が成っているという感じだ。
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