発行: 小坪氏子総代会
編集: 氏子報編集委員
代表: 一柳 秀一
「三十三年大祭」の祭礼本部組織役員ならびに皆さんから寄せられた「三十三年大祭の想い出 」「平成7年度氏子総代会三十三年大祭」についての活動報告(5月区会回覧としました)及 び7月例祭の奉納演芸会に「三十三年大祭」を記念して、小坪に伝わる天王唄を「天王唄大会」 として開催します。
平成8年度区会新理事の決定に伴い氏子総代会役員と「三十三年大祭」について、本部としての第1回会議が5月4日(土) 開催されました。小坪と葉山森山神社との33年目毎の 大祭を本部としてどの様な準備をし祭りを盛り上げるか、組織、役割分担を決め、正式に発 足しました。各役員は具体的な事項について検討し、記念すべきこの三十三年大祭を後世に伝承する為頑張っています。
区会 | 氏子 | |
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区長 | 岡村錦一 | |
祭礼委員長 | 一柳 秀一(総代会長) | |
祭礼副委員長 | 根岸 俊二(副区長) | 高田 久男(副総代) |
大島 臣次(副区長) | 高井 総一郎(副総代) | |
総務 | 草柳 勝吾(書記) | 岡本 彬(書記) |
宮崎 幸司 | ||
会計 | 田中 喜吉(会計) | 池田 博範(会計) |
*松井圭吾 *村山仁史 | ||
受付係 | *松本 孔作 | 花本 悦二 |
*久米 宏行 | ||
*脇川 正暢 | ||
広報、渉外係 | 根岸 俊二(兼務) | 高田 久男(兼務) |
草柳 勝吾(兼務) | 岡本 彬(兼務) | |
石井 晃 | ||
接待係 | 区三役 | 氏子三役 |
河合 成彦 | 高田 久男(兼務) | |
*内田 稔 | 花本 悦二(兼務) | |
*平井 敏雄 | ||
屋台、交通係 | 大島 臣次 | 高井 総一郎 |
祭礼用車両係 | 牛尾 泰邦 | |
平井 正雄 | ||
宮野 亮一 | ||
榊係 | 翁川 良一 | 日夏 昭 |
黒原 一郎 | ||
高橋 一三 | ||
鉾係 | 岡本 征司 | 長沼 利男 |
高崎 紀良 | 高橋 登 | |
神輿係 | 岩本 勝己 | 井上 哲吉 |
篠田 実 | 武樋 昌吾 | |
中里 嵩 | ||
天王唄係 | 高橋 二郎 | 小柴 博 |
連絡係 | 草柳 勝吾(兼務) | 岡本 彬(兼務) |
矢部 昭太郎 | ||
写真記録係 | 松本 孔作(兼務) | 松坂 有二(委嘱) |
石井 晃(兼務) | ||
環境係 | 大島 臣次(兼務) | 高井総一郎(兼務) |
*印 女性代理
小坪の天王祭りに唄い継がれ、小坪の祝い事の締めに唄われる天王唄を唄える方が少なくなりつつあります。
本年9月の三十三年大祭に向けて各町祭礼委員のご努力並びに講師の熱心な指導により4月より各町で講習会を開催しております。小坪区民が天王唄に関心を持って頂き、地元の唄を誇りとし後世に伝承するため7月例祭の奉納演芸会に天王唄大会を企画しました。皆様の積極的な参加をお待ちしております。(詳細は別途お知らせします。)
渡御:平成8年9月14日(土)
還御:9月16日(月) 振替休日
東谷戸 草柳 博
今年秋9月14日~16日にかけて開催が決まっている小坪地区の須賀神社(小坪バス停付近に鎮座)のお祭りが、数え年33年に一度毎に開催される三浦半島でも珍しい祭りで、葉山町一色(御用邸付近)の森山神社の祭神奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)に当方の須賀神社の祭神、須佐三男命(すさのおのみこと)が森山神社を訪ね「家庭円満、夫婦水入らず」のひとときを過ごすものです。
平成8年は十二支の最初を飾る子(ね)年です。ねずみはこまめに働き景気上昇やその鳴声が忠実のチューなので誠実さの象徴として福の神様の登場の年でもあり、この年に「三十三年大祭」(別名行会祭)が行われることは小坪地域、逗子・葉山地域に祭りを中心に好景気が運ばれてくる予感がしております。前回の大祭があった昭和39年あたりから国全体は、神武景気となり現在の経済大国の礎となったことが思い出されます。この祭りを機会に再度好景気の到来を期待しています。
当時のことを思い浮かべるとまだ車も少ない頃で、山車、神輿が小坪より車を連ね森山神社に行き小坪地域の大半の方々が参加され、小坪を留守にして防災防犯上大丈夫かなあと心配した事が思い出されます。小坪の神輿は、天王唄を中心に担がれ、年長者が唄をうたいそれに合わせて若い衆が肩を入れ、交代の時は他の人が肩を入れるまで外さないことや、唄の掛け声を共に神輿を揉んだりはねたり全国でもここだけと云う珍しい動きで勇壮かつ男性的です。これも須賀神社の祭神が男性であることから来ていると思われます。また山車についても小坪地区には7月の例祭には6台の山車が出て、太鼓、笛、鐘にて囃子たて盛り上げます。太鼓も二系統あり伊勢町、中里、西谷戸、東谷戸と南町、西町とがあります。太鼓をたたく人も子供の頃に覚えている女子が、今五十代になっても多くの人がたたける方が居ります。この様な事を知っていながら参加すると又興味も倍加すると思います。現在の小坪は、33年前とは大きく変貌しています。新しく小坪に住まわれた方、小坪地域より他の街に移られ此の祭りを待ちこがれている方、永く小坪に住まわれている区民の方、小坪全地域の皆様の参加がこの祭りを成功させます。
小坪氏子総代会、小坪区会を中心に各団体の皆様がこの大祭に参加出来るよう打ち合わせを重ねています。小坪をより素晴らしい地域にするため、お祭りに積極的に参加して一体感を芽生えさせ、この地域に住んでよかったと孫子の代まで伝えられる地域の絆を育てて行きましょう。
私達氏子総代会14名は、平成7年5月より3ヶ年の任期で天照大神社氏子総代として各町より選出されました。平成7年~9年の任期中には、小坪の最大祭礼である33年目毎の小坪須賀神社と葉山森山神社との「三十三年大祭」が平成8年9月に予定されているため、平成7年5月1日より平成8年3月31日迄の日曜日、48日の内29日(約60%)を祭礼関係の打ち合わせや準備に充てました。氏子総代会の運営は、皆様の祭礼時の寄付金を活用し、神社の修理や備品の整備等、限られた資金の中で1年間の行事を執行しました。特に「三十三年大祭」について区民各位のご理解ご協力を得るため次のような事項を実施しました。
平成7年8月27日第1回会議を区会、氏子、各町祭礼委員代表の三者構成で発足し、毎月具体的な祭礼方法について検討している。