小坪 氏子だより

平成8年1月1日(第4号)
謹賀新年

発行: 小坪氏子総代会
編集: 氏子報編集委員
代表: 一柳 秀一

年頭の御挨拶

小坪氏子総代会会長 一柳 秀一

明けましておめでとうございます。平素は、皆様に格別なる御協力を賜り誠にありが とうございます。

本年は、小坪と葉山に伝わる伝承文化の神婚祭が執り行われます。小坪の伝統を引継 ぎ、いつまでも思い出に残る楽しい神婚祭を成功させ後世に残せればとの思いです。

前 回昭和39年当時と違い交通事情等も変わり森山神社まで各町内の山車を引いて行くのは 、現在の道路状況では、とても無理との結論から車で行く事に決定致しました。私共、 氏子・区会・各町内の委員で日々努力しておりますが、特に、資金をどう捻出するかで 、大変頭を痛めております。どうか皆様のご支援ご協力で事故のない楽しい神婚祭が行 われる事を望んでおります。

最後になりましたが皆様の健康とご家族のご多幸をお祈り 申し上げます。

御挨拶

平成8年は、小坪と葉山の昔からのつながりを示す、三十三年神婚祭です。年頭にあたり区長ならびに当番町の祭礼委員代表の方からごあいさつをいただきました。

小坪区会区長 岡村 錦一

あけましておめでとうございます。今年の干支はネズミ、子供の頃母親(98歳健在) よりネズミ年生まれの人と干支がネズミである年は、物の豊かさに恵まれるとの話を耳 にしたのを覚えています。ネズミは昔、蔵(米、金、宝)に住むと思われ、このような話が伝わったのではと考えますが、昔からの言伝えを信じ各位に於かれましても素晴らしい一年であります事を祈念致します。

正月二日には、恒例になっている小坪の漁業関係 漁師さんが、陸上に上げた持舟の上より海での安全と豊漁の感謝とを兼ねて、ミカン投げが行われてきています。いつ頃から行われてきたかは、定かではありませんが、近隣の子供達(大人)もオスソ分けにあやかるため舟の廻りに集まりミカンを拾います。

本年は伝承文化三十三年祭(9月14日~9月16日)を迎えるにあたり主催の氏子総代役員の皆様方と本部を預かり、六町内の祭礼役員関係者とも気持を一つに継承に努力をし一人 でも多くの方々の心に残るよう三十三年祭の準備を進め務めてまいります。

一昔前には 、祭礼が人の一番に集まる所でしたが、現在では家でのテレビゲーム、外に出ては車でのレジャーと若い人々への文化の継承も社会の進歩と共に変わってきていますが、二十 一世紀に羽ばたく若い人達とのコミュニケーションを計りながら地元に伝わる伝承文化 の意識を高めて頂くため、我々も若者の気持ちを理解する中で進めて行きたいと考えます。

各位に於かれましても、伝承文化三十三年祭に御理解、御協力、一人でも多くの参 加をお願い申し上げまして、年頭の御挨拶とさせて頂きます。

平成8年7月当番町 中里町祭礼委員会

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

本年は須賀 神社の祭礼に続き森山神社との三十三年祭と大変意義ある平成8年であります。須賀神 社祭礼当番町である中里町と致しましては、「真夏の太陽のもと、燃えて、燃えて、燃えつ きるまで、お祭りを楽しもう」と言うスローガンのもとに町民一同がんばって行きたいと思います。

皆さんの絶大なる御指導、御協力よろしくお願い申し上げます。終わりに皆様の御多幸を心からお祈り申し上げます。

三十三年大祭 特集

三十三年神婚祭を迎えるにあたり

西町 岡村 万里

平成8年の新春を迎えおめでとうございます。そして今年は、33年に一度の神婚祭が執り行れる慶ばしい年でもあり重ねてお祝い申し上げます。さて、一概に33年と申しま しても、この間に、色々の出来事がありました。主なものを挙げれば次のとおりです。

三十三年祭の行事も人生50年代には、一生に二度めぐってくればおめでたいとされました 。しかし、人生80年代になると、この祭りを一生に三度迎えることのできる人も出てくるのです。平成8年は、お祭り、お祭りと、イベント続きですが、区民の皆様の絶大なご支援とご協力をお願い申し上げる次第です。現在の御輿の鏡にきざまれた銘は、300年前のものですが現在の御輿は102年の歴史を経ています。

「年を経し御輿めでたく会いにゆく葉山の郷に渡りゆくかな」の一首をうたいこの項を終わります。

女性から見た三十三年祭「三十三年祭の思い出」

南町 鈴木 貴美子

嫁いで1年過ぎ、昭和39年葉山森山神社と小坪須賀神社の三十三年祭があり、この祭りは森山様(女神)と御夫婦で三十三年に1回御宿りに行かれると聞きました。8月に長男が生まれ、今は亡き母から一生に3回出合う人は、幸せなのだと聞かされました。その日は小坪の家々が空になると云われ大変な賑わいです。生まれたばかりの長男を抱き、人ごみの中でお参りしました。

その長男も今は二児の親であり、今年は2回目の祭礼です。 次の三十三年祭も、無事に迎える事を願う今日この頃です。

三十三年神婚祭準備報告

葉山森山神社氏子代表との打合せ実施

「三十三年神婚祭」の御寄付のお願い

この大祭にあたり、問題は資金不足で悩んでいるのが現状です。皆様のご温情、ご協力 をよろしくお願い申し上げます。

祭りに関するご意見、ご提案を募集します

各町氏子委員までご連絡下さい。

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