鎌倉の海岸に面した断崖絶壁にある、すり鉢状の山城です。その底部が本陣となっていて、兵の出入りの便のため間道が多く、井戸や垂水を利用した水場が残っています。
城といっても自然の山城で、木が覆い茂っていて昼間でも寂しい所です。
「鷺の浦風土記/石井清司 著」より抜粋