平成8年の三十三年大祭は、次のように目出度く執り行われました。

三十三年大祭 祭典場所

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小坪須賀神社

JR逗子駅前より「小坪経由 鎌倉行き」バスに乗り、「小坪」で下車すると停留所の目の前です。

葉山森山神社

JR逗子駅前より葉山へ向かうバスに乗り、「葉山」(御用邸前)で降り、少し歩くと森山神社があります。

主な祭典場所

地図中の道のりが、渡御のコースです。還御は海岸周りです。 (小坪~久木~逗子銀座通り~市役所~田越橋~長柄交差点~葉山小~御用邸前)
赤線部分は人の手によって担がれます。 9月14日(渡御)は、葉山御用邸前から一色海岸、森山神社までの道中。 9月16日(還御)は、小坪須賀神社前から天王浜までの間。


三十三年大祭 祭礼日程

9月13日(金)

葉山森山神社側
8:00~10:00 御水取り儀式
14:30~18:30 神輿の落慶式、町内巡回パレード

祭りの前日、森山神社では新しい神輿の落慶式が行われました。
言い伝えによれば、江戸時代以降、森山神社には神輿が有りませんでした。 地元では今回の33年大祭に合わせて神輿を復元することを決め、この日を迎えたのです。

小坪須賀神社側
夕方~ 宵宮

明日の大祭をお囃子で祝います。
日が落ち、山車に灯された提灯が、お囃子と共に、小坪の宵宮を彩ります。 しかし、台風接近のため、夕方から雨が降りはじめまてしまいました。

9月14日(土)渡御

6:30~ 須賀神社境内にて祭儀

9月14日、平成8年の大祭は、大雨の小坪の朝から始まりました。 小坪須賀神社では、氏子たちが集合し、神輿の御霊入れの神事が始まりました。

7:00~ 須賀神社神輿、出発

まずこれから、御輿を車に乗せて町内を一回りします。

9:30 須賀神社神輿、小坪出発

いよいよ葉山に向かって出発です。小坪6町の屋台が神輿を先導します。

森山神社神輿出発(一色公園へ)

一方、森山神社の神輿も一色公園へ向かい、一色海岸で須賀神社の神輿を待ち受けています。

11:00~12:00 葉山一色海岸到着

昼近く、須賀神社の神輿が葉山町一色に入りました。
小休止の後 、屋台と御輿は一色の浜に向かう準備を整えます。
ここからは人の手によって担がれます。 小坪の神輿は天王唄に合わせて担ぎます。 再び小坪6町の屋台が、神輿を先導し一色の浜に向かいます。

浜では森山神社の神輿が見守る中、須賀神社の神輿が激しく練を続けます。
午後に入ると、朝から降り続いていた雨も小雨になり、うっすらと日が射してきました。

13:00~14:00 森山神社側 祭祀

33年ぶりに、須賀神社と森山神社、夫婦神の神輿がピッタリと並べられました。

海岸での神事を終えて、二つの神輿は森山神社へ向かいます。 小坪の御輿は天王唄の「ヤンデー」を合図に、飛び跳ねます。 葉山は木遣に先導され、「ソリャ、ソリャ」の掛け声とともに練り歩きます。

14:30~16:30 森山神社へ(神輿安置)

森山神社の本殿脇には「とつみや」と呼ばれる「お借屋」が作られました。 お旅中の2つの御輿は、ここでお休みになります。 33年ぶりに出会った夫婦神が、やっと「とつみや」に落ちつきました。

16:40~17:40 直会(なおらい)
18:00~ 海岸まわりで小坪へ帰る
(森山神社~葉山真名瀬海岸~六代御前~久木~小坪)
19:00 神輿担ぎ(葉山町内の人による)
21:00 森山神社境内到着(2基社殿内に安置)

9月15日(日)

各町内毎に囃子で三十三年大祭を祝う(小坪須賀神社側)

8:00~19:30 森山神社より須賀、森山両神輿が一色町内を巡行(葉山森山神社側)

三十三年大祭二日目は、 打って変わって、雲ひとつない、素晴らしい秋空が広がりました。 この日は、須賀神社と森山神社の二基の神輿が葉山町内で担がれました。

御輿の担ぎ手は、一色の人達だけです。 須賀神社の御輿も「森山神社流」の担ぎ方で練り歩きます。そんな光景は33年に一度だけの事です。

9月16日(月)還御

8:30 森山神社より神輿出発
今日も晴れ渡った朝日を受けて、二基の神輿が輝いています。

夫婦水いらずの2日が過ぎ、葉山での最後の神事が終わると、須賀神社の神輿は森山神社を後にします。

12:00 神輿、葉山より到着(小坪バス停前)

今回、この大祭の当番町である西町の山車に出迎えられ、 須賀神社の神輿が小坪に帰ってきました。

13:00~14:30 森山神社氏子により神輿を担ぎ天王浜へ向かう

14:30~15:30 須賀神社側 祭典儀式
15:40~16:30 直会(なおらい)

葉山の担ぎ手により、神輿は天王浜に着きました。 小坪から葉山、葉山から小坪への3日間の長旅は、無事に終わりました。

15:40~16:30 葉山より神輿受渡後、祭典委員により須賀神社へ安置
15:40~16:30 各町の山車は小坪バス停前に集結する

葉山から受けわたされた御輿は、ここから小坪の担ぎ手によって、須賀神社に向かいます。

葉山の人達が、小坪の人々の熱い見送りの中、 なごりを惜しみつつ帰って行きます。

小坪と葉山が一体となって、盛り上がったこの三日間、 祭りに参加した人々の胸に、忘れがたい思い出を、焼き付けました。

御霊抜きの神事の後、神輿は再び須賀神社に納められます。